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日本一営業時間が短い津島ノ宮駅から学ぶこと

こんにちは、エースユニフォームです!

 

暑い日が続きますが、コロナもあけていろいろなイベントが再開しています。

 

子どもたちも夏休みに入り、わくわくしていますね!

 

今回はそのイベントの中の1つ、津島神社への参拝のニュースを見て思ったことを書いていきます。

一年に二日しか営業しない幻の駅、JR津島ノ宮駅


香川県の三豊市には一年に二日しか営業しない幻の駅があります。

 

それがJR津島ノ宮駅です。

 

津島ノ宮駅は三豊市にある津島神社に行くための主要な交通機関です。

 

津島神社は瀬戸内海に浮かぶ神社で子供の神様が祀られているとされています。

 

普段は岸から250メートルほど離れており参拝することができないのですが、一年に二日間だけあるお祭りの期間だけは橋がかけられて参拝することができます。

 

そのお祭りの期間だけ営業するのがJR津島ノ宮駅です。

営業しないという選択


香川県では車の使用率が高く、電車を利用する人は都市圏と比べるとかなり少ないです。

 

また、少子高齢化や人口の首都圏や大都市圏の集中が進んでおり、地方の鉄道、ローカル線の維持は年々難しくなっています。

 

そこで今回のJR津島ノ宮駅を見てみましょう。

 

津島ノ宮駅は営業日を祭りの日だけに限定することによって、日本一営業時間が短い駅という差別化、駅自体のブランド化ができています。

 

祭りだけでなく駅目当てに来る観光客もいるくらいです。

 

駅なので毎日営業しなければならないという固定観念を捨てて、二日しか営業しないことで利用者を増やすことに成功しているといえるでしょう。

JR津島ノ宮駅から学ぶこと


津島ノ宮駅はあえて営業時間を極端に短くすることで駅自体のブランド化に成功しています。

 

少子高齢化や人口の都市圏への集中といった個人の力、企業の力ではどうすることもできない問題に対して、ただ諦めるのではなくそれを逆手にとった戦略。

 

これが地方の中小零細企業に求められる戦略なのではないでしょうか?

 

そんなことを思う日々です、、、